ジェフリー・ディーヴァーBurial Hour を読んだが、。

リンカーン・ライムシリーズの新作を読んだ。

しかしNYTには発売日の1週のみランクインした。

面白いかどうかは、The Steel Kissも今回のBurial Hourも10万部を下回る発行部数ということが示している。本国で本当に売れなくなったのだ。ここ20年で最低部数。

リンカーン・ライムのフアンならお読みください。Bone Collectorから全作読んできたが、マンネリ過ぎると思う。(全作初版サイン本を収集してるが)

なぜ発売日にアメリカではなく、イタリアのサイン会に出かけたのか、あまりがっかりさせないでほしいものだ。

初めて読まれるのならお薦めはしない。初期の作品をお読みください。

腕は確かで、面白いがマンネリで、長すぎる(459頁、)、何度投げ出そうと思ったことか。もっと凝縮したらイイのになあ。

NYの街中でビジネスマンが誘拐された。真昼の街中でだ。しかし、たった一人の目撃者は9歳の小さな少女だけだった。その現場に残されていたのは、絞首刑の首輪のミニチュアだけだった。そしてネット上の動画に「絞首刑の台の上に立つ男の姿」が写っていた。しかも「ブルーダニューブ」の曲が流れていた。

すぐさま リンカーン、アメリアたちが捜査に着手して、事件の証拠を集めて、誘拐された男の居場所を突き止め、廃工場ビルの地下室の中で首輪をされ、台の上で立っているのを、助け出すことに成功した。廃墟ビル跡地からは煙が上がり、、。

その誘拐犯は、警察の包囲網を逃れ海外へ逃亡したのだ。

そして舞台はイタリアのナポリに飛び、そこでまた同じような誘拐事件が発生したのだ。

現場には小銭(11ユーロと30リビアディナール9)と絞首刑の首輪のミニチュアが、、。

すぐさま、NYから

リンカーンたちが婚約旅行のつもりで海外に行くことを考えたが、介護人の指示でイタリアに来たのだ。

勿論NYでの事件の資料を持ってきて、イタリア警察に手渡し旅行を続ける予定だったのだが、、。ナポリの誘拐にも絞首刑の首輪のミニチュアを見てNYの誘拐犯「作曲家」と名乗る犯人だと知るのだ。

しかも誘拐犯はまた動画をネットに流したと知り、ナポリ警察と共同捜査を始めることになる。またしても、ナポリにある多くの地下室の中から、被害者を生きたまま開放することができたのだ。

犯人ステファンはナポリの難民キャンプに出入りし、簡単に姿を隠すことができたのだ。

それから難民の男が殺され、旅行中のアメリカ人の若い女性も。

そこにナポリ警察の内部事情、組織の縦割り関係、検察の横やり、アメリカ領事館の絡みなどが出てくるのだ。

ここまでに200頁以上を読ませるのは、いささかつらいのだ。

これからは核心に入り、やっと読む気になるのだ。

しかし、例によって「作曲家」はピエロに過ぎず、本当の仕掛け人は背後に隠れて、指示を出すものがいるのだ。

Burial Hour の意味は中東の人ならにとってどういう意味なのかわかれば、この小説の行方は見えてくる。

まあ、これ以上は書きません。お好きな方はどうぞ。

もっと歯切れのよい文章、スピーディな展開を期待したのに。

ディーヴァーも母国より、売れる海外へリンカーンを出かけさせるのか。

サイン会もイタリアからとは、どういう意味なのだろう。悲しいね!